やはり鹿鳴館

グレイノマド

2009年11月13日 19:40


 公民館で月曜日にレッスンを受けているダンスサークルの有志で、水曜日に始めた自主練習が2回目を終わり、軌道に乗りつつある。

 何といっても練習が週2回になるのは大きいし、とりわけ後半の1時間で行うダンスパーティが有効だ。

 前回は、ベテラン女性に参加を戴き、その際、いろいろ話を聞いたのだが、彼女は60代半ばながら、週5回のレッスンをこなしているのだという。

 熱心さにも驚くが、スタミナにも脱帽のほかない。男性参加者のほうが多かったのに、その相手をこなした上で疲れ果て休憩する男性陣を尻目に、何とシャドウダンスまでしていた。

 しかし、週5回のレッスンの中身を聞くと、ほとんどがルンバで、年末に予定される発表会を前にラブリールンバなるアマルガメーションの1番から6番までを習っているのだという。

 群馬では統一ルンバなるアマルガメーションがあるのに、それに加えて別のアマルガメーションをマスターしたいということだった。

 そこまでやるなら、固定したアマルガメーションでなく、フリーに踊る技術を身につけたほうがよいと思うのだが、しかるべきパートナーがいないようだった。

 筆者はそうした固定したステップには興味がない。ダンスは社交の手段という鹿鳴館派だから、難しいステップやアマルガ゜メーションなど学ぶ気にはなれない。

 しかし、女性も男性もスポーツダンス派が圧倒的に多いには驚く。たとえ競技会には出なくても、単純なブルースなど飽きてしまうという。

 そこにはパートナーへの興味はほとんどないように思われる。素晴らしいパートナーと楽しくおしゃべりしながら踊るなら、やさしく単純なダンスほど好もしいのにネ・・・。


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