2012年01月04日
光のペイジェント
この季節には書斎の西側の壁に朝の光があたり、朝毎に光のペイジェントがみられる。
壁に輝くのはBass釣りで活躍した自作のトップウォーター・プラグで、傷みがひどくなったため引退させたものだ。
その後、10年以上壁に鎮座し、いよいよ飴色に輝くようになった。遠い日の記憶を朝の陽射しが温めてくれる。
2011年09月18日
ミートフィッシャーマン
積丹半島弁慶岬付近の海岸だが、集まっているクルマは旅人ではなく、すべて釣り人だ。海釣りはほとんど経験がないのだが、意外とポイントが少ないものなのだろう。こんなに混雑する。
実はもう一段下にも駐車スペースがあり、写真の倍はクルマが集まっている。ところがこの様子を見て「いやだな」と感じるのは甘かったようで、知人のブログでみたサケ釣り風景でいよいよ絶望した。
みれば釣り場は週末の管理釣り場も逃げ出すほどの混雑で、クルマではなく釣り人が肩をぶつけて釣っている。
そんな釣りができるのは「ミートフィッシャーマン」だけだろう。かかった魚は一気に引き揚げるほかに周囲との「お祭り」を避けることができまい。
魚肉がほしい釣り人にはそれでも耐えられようが、魚とのやり取りだけを楽しむ「ゲームフィッシャーマン」としては、何の面白味もない。
北海道ではずいぶん聞かされましたナ。「魚と遊んではいけない、直ちに引き上げること」と。だからルアー釣りでは考えられない剛竿と太いライン、とてもキャスティングに耐えられそうもない大きく重いルアーが使われている。
結論としてサケ・マス釣りは止めることにしよう。その代り、今年はレインボウの釣り場をいくつか見つけることができた。
ゲームフィッシングは魚の大きさだけが価値ではない。魚に見合ったタックルを使えばたとえ20センチのヤマメでもファイトを楽しめる。