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Posted by naturum at

2009年10月31日

enepo



 ホンダから来春発売されるというポータブル発電機のenepoに食指が動いている。

 詳しい諸元は発表されていないが、出力とスタイルからどうやら愛用のトラベルバン、SPACE BOAT に積載できそうだというのが最大の理由で、カセットガスを燃料としているというのも魅力だ。

 キャンピングカーの電源は悩みの種だが、「最終的に解決するのはポータブル発電機しかない」というのが筆者の結論。しかし、想定しているマルチルーム内での稼動には現行機種では大きすぎ、あきらめていた。

 ところが、大きさはそれほど変わらないとしても、スタイルが縦長になって設置面積はかなりコンパクトなのではないか、というのが期待の理由だ。

 ポータブル発電機をキャンピングカーに積載して使うのに、発電機室を工夫する方が多いが、なかなか防音と排熱処理、操作性などをいっきに解決するのは難しい。

 それをマルチルームをパートタイムの発電室とすることで、すべて解決できるのではないかと考えている。排気ガスはマフラーを延長して室外に出すとして、熱の問題は楽にクリアできそうだ。

 ガスを燃料とすることで排気ガスの有害成分が少ないとなれば、ルーフベンチレーターを併用すれば排気ガスもマルチルームに排出できるかもしれない。

 SPACE BOAT のマルチルームには24時間稼動のソーラーベンチレータが付いているから、熱は問題なく車外に排出され、多少の温度上昇はむしろ洗濯物の乾燥などに役立つはず。

 室内の騒音は相応のものになるだろうが、室外ではかなり低減されるだろう。それでもエアコンや電子レンジを駆動するのではなく、補充電用だけに使うなら十分なはずだ。

 問題はトータルな経済性で、補充電のために走行するのと比べ、納得できる合理性があるかどうかだ。そこで二の足を踏む可能性は残っている。  


Posted by グレイノマド at 11:22Comments(0)CampingCar

2009年10月29日

紅葉狩り



 よく晴れた1日、地元紙の紅葉情報に反応して、カミさんと榛名山へ紅葉狩りに出かけてきた。久々にキャンピングカーを出動させ、静かな湖畔でデイキャンプを楽しもうというわけだ。

 榛名湖を巡る山々はすでに紅葉を終わろうとしていたが、湖畔のカエデはほとんどがピークを迎えたばかり。この秋最高の紅葉を楽しんできた。

 湖畔でお茶を飲みながら、伊香保に降る途中の森林公園で昼食にしようと思い、「食事が先か、温泉入浴が先か」を話し合ったがカミさんの「温泉なしでもいいのでは・・・」の一言で決まり。

 森林公園もちょうどベストタイミングで、ほとんどクルマのいない駐車場で静かな昼食が楽しめた。途中の道路際には駐車しているクルマが少なくないが、どうやら登山者のものだったようだ。

 それにしても、紅葉シーズンとはいえ、湖畔のカエデの周囲には写真を撮る人がいっぱい。ほとんどは一眼レフに標準ズームをつけた初心者風の高齢者だった。

 誰やらの米国ルポに、「老人の街」の異様な風景が書かれていたが、自分がその一員とはいいながら、高齢者の大群に出会うと、やはりタジタジとなるネ。

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Posted by グレイノマド at 17:03Comments(0)キャラバン

2009年10月25日

ノマド流 理想のカメラ 6



 OLYMPUSのE一桁シリーズもすでにE-1からE-3へ世代交代しているのに、なぜE-1なのか・・・。

 たしかにE-3 は新鋭機ならではの素晴らしい高機能を備えているが、不幸にしてE-1が持っていた風格は失ってしまった。

 それはE-10 以来のデザインすら放棄し、高機能ではあってもごくあれふれた一眼レフになってしまった。レンズの外観デザインですら、いまや中級レンズに格下げされてしまったF2.8-3.5 のHGシリーズの気品を失い、新世代のSHGシリーズではズームリングから前玉にいたる魅力的な曲線を放棄する一方で光物を取り入れた通俗的な高級レンズになってしまった。

 もちろん、同時に実現されたSWD化やより明るいF値などは、商品価値を高めるものだし、ボディ内臓のフラッシュも便利なものだろう。しかし、高級機の品格とは、そうしたトレンドを追うことからは生まれない。

 とはいえ、CONTAXの例を持ち出すまでもなく、孤高の高級機路線ではビジネスが成り立たないことは理解できる。ま、時たま理想に燃えた新機種を出してくれるだけでもOLYMPUSは素晴らしいメーカーだ。

 OM-1のときもE-1のときも、その魅力にまったく抵抗できなかった。そうした時々あるビンテージイヤーに出会えただけで幸せとしなければならないのだろう。  


Posted by グレイノマド at 09:22Comments(0)Photo Life

2009年10月24日

ノマド流 理想のカメラ 5



 OLYMPUS Eシリーズのボディについては当初から「画面サイズに比べて大きすぎる」という批難があった。たしかに大きすぎるともいえる。

 しかし、カメラボディの大きさを決めるのは画面サイズだけではない。まず、標準系レンズとのバランスを考慮する必要がある。PLYMPUSが最初にリリースした標準レンズはZUIKO DIGITAL 14-54mm(35mm換算28-104mm相当) F2.8-3.5で、明るいレンズであることもあり、ほぼ35mmカメラ用中級レンズと同等の大きさ重さだった。当然、ボディサイズ、重量もそれに見合うものが求められる。。

 それに、マン-マシン・インターフェースとしての機能性を重視する意味からも、35mm一眼レフカメラレベルの大きさは必要だろう。たとえば、ハーフサイズカメラと同等の画面サイズしかない各社のAPSサイズデジタル一眼レフの大きさも同様の根拠から35mm一眼レフ相当の大きさを維持している。

 110カメラに近いEシリーズを画面サイズ相当に小型化せよという背景には、110判一眼レフカメラとして1978年に発表されたPENTAX auto110のイメージがあるのだろうが、もし、そこまで小型化が可能だとしても、あのサイズでは趣味の対象にはなっても、道具にはなりえない。

 そもそも、製品コンセプトが、110カメラの高級化を狙ったauto110と、ポスト35mm一眼レフを担うものとして開発されたEシリーズとではまるで違うことを理解していないのではないか・・・。風景カメラには、趣味の道具としての風格も欠かせないのだ。  


Posted by グレイノマド at 09:21Comments(0)Photo Life

2009年10月22日

ノマド流 理想のカメラ 4



 E-1のファインダーは35mm一眼レフと比べれば半分程度の大きさだろう。しかし、ピントは十分確認できるし、一眼レフならではの美しいボケも楽しめる。

 ま、合格ラインにあるといってよいだろう。そもそもOLYMPUSが4/3規格を提案したとき、なぜ4/3インチ撮像素子を採用したかを考えると、一眼レフとしてのファインダーに耐えうる最小サイズを求めた結果ではないかと思われる。

 最近ではコンパクトカメラまで明らかにオーバースペックといえる1Gピクセル規模の撮像素子を使っているが、別に4/3インチサイズを必要としてはいない。

 E-1開発当時でも2/3インチサイズでも35mmカメラの用途なら十分クリアできたはずだ。あえて4/3インチサイズを採用した目的はファインダーサイズの確保以外に考えられない。

 たしかに645判のファインダーとは比べ物にならないが、それをいうなら35mm一眼レフも同じことだ。風景カメラとして一応合格ラインに達しているというのがOLYMPUSと筆者の結論だ。  


Posted by グレイノマド at 19:26Comments(0)Photo Life

2009年10月21日

ノマド流 理想のカメラ 3



 風景撮影に人気の中判カメラの性能に、「プリントはA4判または六切りまででよい」という現実的な条件を重ね合わせるとCONTAXの35mmカメラあるいはOLYMPUSの3/4判デジタルカメラEシリーズという答えが出てくる。

 しかし、CONTAXに限らず35mmカメラでも実は大きすぎる。カメラ本体はともかくレンズシステムまで含めると、あるいは中判カメラよりも大きく、かつ高価になってしまうのだ。

 もちろん、中判システムと同程度のレンズ焦点域、F値でよいならずいぶん軽量コンパクトになるはずだが、ファインダー倍率が小さいからこそ明るいレンズによる明瞭なファインダー視野が必要になる。

 小さなフィルム面積、あるいは撮像素子サイズでトリミングの余裕はないから、超望遠レンズも欲しくなる。必要に任せてシステムを拡大すれば、トータルでは中判よりも大きく重く高価なシステムになってしまう。

 超望遠レンズまで含めたシステムを、軽量コンパクトに収めたいなら、4/3インチサイズのOLYMPUS Eシステムしかないだろう。

 問題はそのファインダーが、覗く喜びまで含めた風景撮影のニーズに応えられるかどうかだ。

   


Posted by グレイノマド at 15:04Comments(0)Photo Life

2009年10月20日

ノマド流 理想のカメラ 2



 風景カメラマンに圧倒的な人気のカメラといえばPENTAXの645N2だろう。

 そのスペックを見れば、少なくとも最小限必要な性能がわかる。まずはオートフォーカス。これは必須なようだが、性能はといえば3点フォーカスエリアで、もちろんフルタイムマニュアルフォーカスに対応している。

 自動露出はMSAPの4モード、段階露出ができるオートブラケット機能も備えていますナ。測光方式は多分割、中央重点、スポットの3方式だ。

 ドライブモードは1コマ、連続とあるが、最高速は毎秒2コマに過ぎない。八セルブラッドなどの輸入機を含めてもそれと同等か、それれ以下でしかない。

 ファインダーはアイレベルのプリズムファインダーが主流で、視野率は100%に満たない。ま、総じて35mmカメラなら普及機以下のスペックだといってよい。

 つまり、「中判」とう制約はあるにせよ、これが風景カメラの条件であって、評論家諸氏のいうようなハイスペックなど必要ないということですな。

 それよりも、風景撮影に適した3対4のアスペクト比の画面フォーマット、マニュアルフォーカスで撮影が楽しめるような、美しく機能的なファインダー、そして高級感のあるカメラスタイリングの方が重要になる。  


Posted by グレイノマド at 07:20Comments(0)Photo Life

2009年10月18日

ノマド流 理想のカメラ 1



 理想のカメラ・・・それは必要にして十分な撮影機能があるのはもちろん、撮影する喜びをも与えてくれるものでなければならない。

 一般的に風景撮影では645判などの中判カメラが好まれるが、それは描写力というより撮影フィーリングを重視する結果ではないだろうか。

 確かに展示会などに出品するのに、四つ切以上にプリントするならフィルムサイズが大きいほうが有利だが、作品を保管することまで考えれば、普通は六切りやA4判程度のプリントが適切だ。

 つまり、35mmカメラの守備範囲で済む。問題は35mmカメラが多機能に走りすぎて、風景撮影には無用の高機能化まで実現し、ミスマッチングを起こしてしまったことにある。

 645判の感覚で撮影できる35mmカメラがあれば、それこそ理想の風景カメラだといえるだろう。CONTAXのRTSやRXシリーズがそれに近い。

 デジタル時代になると、それがNデジタルになった。ただし、NデジタルはAF化でボディもレンズも肥大化し、645カメラと選ぶところが無くなってしまった。

 風景カメラとはまた、フィールドカメラでもあるから小型軽量は欠かせない性能なのだ。そこに登場したのがOLYMPUSのE-1シリーズだった。

 

   


Posted by グレイノマド at 22:04Comments(0)Photo Life

2009年10月13日

嗚呼、賢人会議



 某日、野反湖に近い群馬県六合村の宿で久々のわれらが賢人会議が開かれた。
 宿はバーもカラオケもない、客室内でギターを弾くのも「遠慮してくれ」というないない尽くしの宿で、さぞや世情についての議論が白熱するやに期待された。

 しかし、ここも世間に吹いた政権交代の風と無縁ではなく、「我が世の春が来た」とばかり舞い上がるメンバーがおり、議論にならなかった。

 そもそも賢人会の言われは、メンバーの4人全員がリタイアし、「俗世間の利害を離れた清談ができるはず」ということにある。ところが残念なことに、こと政権交代に関してはすっかり熱くなるばかりで話にならなかった。

 たとえば八ツ場ダムの中止問題についても、前原国土交通相よろしく「はじめに結論ありき」で、民主党政権批判は一切受け付けないという雰囲気。

 自民党時代はよかったなどと一言もいわないのに、「自民党だって、こうじゃないか」と、まるで野党時代の民主党さながらに相手批判で自説の正しさを通そうとする

 本当は民主党であれ、自民党であれ、すべてが正しいわけでも、全部まちがえているわけでもないし、党派間の正邪などナンセンスなことはわかりきっているのに・・・

 実際、最新の世論調査だって八ツ場の中止を積極的に支持するのは30%で、最もおおきいのは「わからない」とする40数%となっており、もっと穏やかに話せるはずなのだがネ。

 もちろん筆者は中止すべきではないという立場だが、地元の利害や関係自治体の中止反対をすりつぶしても直ちに中止すべきだという意見が多数を占めたのには驚いた。

 実のところは民主党も自民党も寄せ集め集団であって、すべてに筋の通った政策などありえないというのが本当だろう。だとしたら、支持すべき政策も反対すべき政策もあるはずだ。

 それをすべてマニュフェストどおりに実行すべきだなどというのは、よほどの民主党フリークであって、民主党員だって辟易するだろう

 わが賢人会にそんな意見があったということ自体が寂しい。ま、国民すべてがそうでないことが救いだが、オセロの如く単純な全肯定から全否定への転換がかくも鮮やかになしうるのは、わが日本民族の特徴なのかもしれない。

 野党になった自民党も、かつての民主党の如く、「民主党はすべて間違えている」という議論をするのだろうか。せめてそれだけはやめて欲しいのだが・・・。  


Posted by グレイノマド at 20:02Comments(0)徒然に

2009年10月09日

どこへ行く小鳩政権


 民主党政権を成立させたのは、自民党の無力さに絶望したその支持者らだろう。民主党に投票したのはそのマニュフェストを支持したわけではない。

 自民党支持者が一夜にして民主党支持者に変身したというより、自民に変わる政党を模索した結果民主党になったと見るのが正しい。民主党はそこを誤解しているようだ。

 古くからの民主あるいは社民支持者にこびるような政策を推進するなら、遠からず見放されるに違いない。そうなれば、有権者はもはや投票する先を失って漂流するしかなくなる。

 小政党の乱立と政治の不安定という、最悪の時代を迎えることになる。ともあれ、今は民主党に望みを掛け、せめて社民党などの少数政党の影響力を少なくすることが大切だ。

 来年の参院選でも大勝させ、社民や国民新党との連立なしに政権を維持できる態勢を作りたい。しかし、このままいくとそれが難しくなるのかもしれない。

 社民や国民新党の影響力を排除するには今度の補選はもちろん、来年の参院選でも民主党が大勝して衆参両院での単独過半数確保が欠かせないが、果たしてそれがよいのかどうか・・・。

 あるいは民主が大勝すれば、かれらはさらに誤解を確信にまで高めてくるのかもしれない。沖縄の基地問題への対応などを見ていると、まるで革命でも成就したかのように考えているらしい。

   


Posted by グレイノマド at 08:26Comments(0)徒然に