2009年10月21日
ノマド流 理想のカメラ 3

風景撮影に人気の中判カメラの性能に、「プリントはA4判または六切りまででよい」という現実的な条件を重ね合わせるとCONTAXの35mmカメラあるいはOLYMPUSの3/4判デジタルカメラEシリーズという答えが出てくる。
しかし、CONTAXに限らず35mmカメラでも実は大きすぎる。カメラ本体はともかくレンズシステムまで含めると、あるいは中判カメラよりも大きく、かつ高価になってしまうのだ。
もちろん、中判システムと同程度のレンズ焦点域、F値でよいならずいぶん軽量コンパクトになるはずだが、ファインダー倍率が小さいからこそ明るいレンズによる明瞭なファインダー視野が必要になる。
小さなフィルム面積、あるいは撮像素子サイズでトリミングの余裕はないから、超望遠レンズも欲しくなる。必要に任せてシステムを拡大すれば、トータルでは中判よりも大きく重く高価なシステムになってしまう。
超望遠レンズまで含めたシステムを、軽量コンパクトに収めたいなら、4/3インチサイズのOLYMPUS Eシステムしかないだろう。
問題はそのファインダーが、覗く喜びまで含めた風景撮影のニーズに応えられるかどうかだ。