2012年06月14日
ダンディズム
梅雨の最中にクルマを磨いた。そろそろ北海道へ旅立つ日が近いので、クルマもピッカピカに磨き上げてやりたい。
と、いういい方をすれば立派なものだが、実はほぼ半年に一度しか磨かないので、この季節、このタイミングでぜひとも磨く必要があったのだ。
しかも、整備に出したディーラーできれいに洗ってもらったのにタイミングを合わせワックスをくれたというのが実態だ。
でもネ、すっかりきれいになってディーラーから帰ってきた愛車だけれど、いざワックスをかけようとしたらハイルーフの頂部は見えないのをよいことに汚れたままだった。
少しは自分で洗ったというわけですナ。あとは秋になるまで洗わない。汚れたままで放置するために厚くワックスをかけておくというわけだ。
それでも下地がピッカピカならやはり新車然としていますゾ。昔の大藪春彦の小説の主人公はジャガーのスポーツカーに厚くワックスをかけた上にわざさわざホコリをかぶせて「さりげなく乗っている」というダンディイズム」を実践していましたナ。アレです!
本当はピッカピカにして大切にしたくても、たかがクルマにそれほど熱中するのはダンディではないということです。そう、さりげなく…というのがおしゃれなのですナ。