2010年02月28日
歌会卒業

91歳の義母が、30年間続けてきた地域の短歌会を今月限りで引退するという。最後に卒業記念の歌をだすというので、それを台紙に印刷してみた。
永年、歌会を主宰してきた実の兄が昨年亡くなったことが、引退の引き金になったようだが、なにかと身仕舞いのよい義母は自分の衰えを感じながら引退の時期を探っていたようでもある。
90年の寿命があればこそかも知れないが、先へ先へと戦線を縮小し、人生の終章をきれいに終わろうとする心構えに頭の下がる思いだ。
2010年02月27日
60年代のモーターレジャー
我ながら物持ちのよいのに感心するが、今度は1969年発行のモーターファン誌付録「モーター・レジャー専科」が出てきた。
そこにも草創期のキャンピングカーがひとつ紹介されているのだが、興味深いのはそのインテリアで、写真説明では「ルームの豪華さと便利さはまさに走る別荘の名にふさわしい」となっているのだが・・・。
写真を見る限り、いまなら素人が製作したごく質素なトラベルバンといったところでベース車両はハイエースの標準ルーフで長さも標準ボディのようだ。
装備は横向きのベッド兼用ソファーにキッチンが主なもので清水用の20リットルポリタンクは室内に露出したまま。天井も構造材が露出した「バン」仕様そのままだ。
ほかにルーフテントやトレーラーなども紹介されていましたナ。
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2010年02月26日
Rear fog lamp エピローグ
写真はダッシュボードに取り付けたインジケータ一体型のスイッチ。青色LEDの輝度は高く、これなら晴天の日中でも見落とすことはあるまい。
同じLEDインジケータでも、純正装着されている内外気切り替えスイッチのインジケータは輝度が低く、日中はほとんど目立たない。設計ミスでしょうナ。
初のDIY挑戦で、今回はいろいろ勉強になることが多かった。リレー回路もはじめて使ったが、これなら長大なスイッチ回路を設定しても電圧降下の影響を受けないというわけだ。
内張りを切り欠いて穴を開けたのも始めてだが、内張りとボディ外板との間隙が小さいのにも驚いた。うっかりドリルなど使ったら届いてしまう近さだった。
それで、せっかく完成したRear fog lamp だが、「活躍しました」と報告できるのはずっと先のことになりそうだ。濃霧に出会う機会は年に数度といったところだからネ。
しかし、使用頻度の低さでいったらリアウインドウのデフォッガーも同じようなものではないだろうか。筆者の場合は4年間に一度しか使ったことがない。
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2010年02月25日
Rear fog lamp 取付 10
ついに完成です。多寡がRear fog lamp の取付にここまで手をかける人は少ないでしょうが、なんと延べ10日を要してようやく点灯にこぎ付けた。
非点灯時は何とも頼りない外観だが、点灯すればさすがに赤色LED10個は明るく、昼間でもこの通り。これなら濃霧時のポジションランプとして役に立ちそうだ。
十分時間をかけて準備し、作業しただけにノーミスで一発点灯したのはさすがに元高専電気工学科と胸を張りたいところだが、この程度では笑われるだけか・・・。
ほぼイメージ通りの工作ができたのだが、唯一心残りはインジケータスイッチの電源をスモールランプの配線から取れなかったために、インジケータの点灯とRear fog lamp 点灯が完全に一致しないことだ。
もちろん、Rear fog lamp 点灯時は確実にインジケータも点灯するのだけれど、スモールライトあるいはヘッドライトを点灯しない状態でもスイッチオンすればインジケータは点灯してしまう。
これなら車検は通るのでしょうネ・・・。
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2010年02月24日
Rear fog lamp 取付 9
春日和の1日、わがRear fog lamp 取付工事も大いにはかどった。写真はリアコンビネーションランプ・ハウジングの裏からボディ側面に通した配線をわずか直径25mmの穴から抜いたところ。
このあと、外した構築物をすっかり元に戻し、延長ベッド下のモノ入れ内部から運転席ドア側のサイドシル内部を通して配線をダッシュボード下まで通した。
あとはいよいよ、ダッシュボード中央につけたスイッチを配線して終わりだ。それにしてもボディ内張りにあけた、わずか直径25mmの穴から一発で配線を抜き出せたのには感動しましたナ。
電線がみえ、穴がみえているならいとも簡単な作業だけれど、この場合、すべて手探りだ。リアコンビネーションランプ裏の引き込み口から、開口部まではおよそ2mの棒の先に線を仮止めして通した。
しかし、長さは調節できても、高さはまったくのカンだから、開口部の近くに電線をもっていけるかどうか自信はなかった。
「案ずるより生むが安し」ということですかナ。穴から覗いてみたら赤いラインがそこにあった。明日はいよいよ完成できそうだ。
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2010年02月23日
Rear fog lamp 取付 8
相変わらずヨタヨタとRear fog lamp 取付作業を進めている。今日は暖かかったので勇んで作業に取り掛かり、まずはメーンの配線を完了した。
残るはスイッチからリレーまでの配線だが、これが難関だ。なにしろテールエンドからダッシュボードまでざっと5mだが実際の配線長は6mを越すだろう。
まずはリレーから車内に配線を取り込まなければならない。あれこれ検討の結果、ボディサイドの空間を利用し、テールランプの配線取り出し穴から中央部まで通す方針を固めた。
中央部で取り出した線をダッシュボードまで通すのは簡単だが、問題は内張りを外して配線を取り出すまでにある。
とりあえず、今日は車内の構築物・・・ベッドの拡張マットの基台を壊すことから始めた。これがビス数十本を外す作業だから大変。
あとは見えない箇所で内張りをくりぬく作業になるが、本日はここまで・・・あした、これを元通りに組み立てられるだろうか。
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2010年02月22日
Rear fog lamp 取付 7
ようやくRear fog lamp の取付に着手した。取付 2 の写真と同じではないか・・・といわれるかもしれないがさにあらず。
今度は車体の下にもぐってフレームにガイド穴を開け、そこにタッピングネジでしっかりと取り付けた。自作の取付金具で位置もうまく決まった。
しかし、これを正当に評価してくれる人は1,000人に1人もいないでしょうナ。ほとんどの人は「がんばりましたネ」くらいのお愛想はいってくれても真剣には聞いてくれそうにない。
1部の先達はその工程をわかってくれても「まだ完成しないの」とかるくいなされるのがいいところだろう。筆者と同程度の人のみが努力を正当に評価してくれる・・・人の世は難しいものですナ。
実はまだ、風邪がはっきりせず、寒い思いをせぬよう、懸命に作業の進行を抑えている。次の工程はリアコンビネーションランプを外しての配線だが、これを手につけるとちょっと時間がかかりそうなので、また暖かい日にまわすことにしたのだ。
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2010年02月21日
クルマ旅の美学 5

長旅ともなれば欠かせないのが洗濯だ。晴れた日の洗濯は気持ちのよいものだが、これを道の駅や公共駐車場でやると顰蹙(ひんしゅく)を買うことになる。
普通、コインランドリーがあればそれを使うし、なければキャンプ場で済ませる。写真は北海道枝幸町の千畳岩キャンプ場だが、天塩町のキャンプ場では洗濯機から物干し場までありますナ。
高層マンションなど、本来の住宅であっても洗濯物は美観を損ねるという意見が強く、規制しているところもあるらしい。
ましてや、旅の空の道の駅や公共の駐車場で洗濯干しというのは論外です。これも旅人の美学に反すること大ですナ。
2010年02月20日
クルマ旅の美学 4

深夜や早朝の道の駅では、時々パジャマ姿でトイレに通う姿が見られますナ。これはマナー違反ですゾ。それを嫌ってジャージ姿でおやすみになる方もいるようですが・・・。
以前、旅の途中に「服装がきちんとしている・・・」とほめられたことがあったが、最初はどこがきちんとしているか理解できなかった。
しかし、後で旅人の多くがパジャマ兼用のジャージ姿であることに気が付いた。「ジャージ姿」でないことが、一般の人に「きちんとしている」といわれるほど目立つということらしい。
そんなことになる1番の理由は車内のトイレを使わない、あるいは設備してないことでしょう。パジャマに着替えてゆったり休みたければ、やはり外ではなく、車内にトイレが必要なのです。
ついでに、できれば洗面も車内で済ませたいものです。トイレで歯磨きなどは旅人の美学に反しますナ。
2010年02月19日
クルマ旅の美学 3

キャンピングカーにはキッチン設備が備えられているけれど、あくまで最小限であってクルマを別荘代わりに生活しようとするなら、やはりライフラインとつながらないことには始まらない。
普通、清水タンク・排水タンクが備わるが、それらはあくまで数日分の容量でしかない。バッテリーもソーラーパネルや発電機を持たなければ同様でしょう。
といって、たとえ高料金のオートキャンプ場だけを渡り歩いたとしても、それらをフルフックアップできる施設はほとんどない。
結局、国内で長期のクルマ旅を続けるには、電気もガスも水道も自前で調達する必要がある。とはいえ、大容量の清水タンクにペットボトルやポリタンクで給水する図は美しいとはいえませんナ。
道の駅などが、既設の給水栓を閉じてまでキャンピングカーの給水を阻止しようとするのは、そもそも給水量が想定外の大きさだからですゾ。
キャンプ場に入らず、道の駅や公共駐車場での泊まりで旅を続けるなら、やはり自炊生活はあきらめるべきでしょうナ。