2012年12月30日
ZD11-22mm
寒々しい師走の一日。今日はアームチェアカメラマンというスタイルだ。
何をしているかというと、カメラのお勉強、あるいはレンズの再評価だろうか。ようするにカメラを楽しんでいる。
で、表題のZuiko Degital 11-22mm レンズだ。これはけっこうシックでユニークなレンズなのだがおわかりだろうか。
OLYMPUS 4/3インチフォーマットだから わかりやすく35mmカメラに換算すると22-44mm のワイドズームということになる。
実は他の35mmシステムには存在しない焦点域は中判カメラでは伝統的な焦点域であり、22mmの画角は約90度でハッセルブラッド用のツァイス・ディスタゴン40mmなどに相当し、ペンタックス67や645用レンズシステムにも使われている。
44mmも35mmカメラでは見かけない焦点距離だが、これも中判以上のカメラなら当たり前の「標準レンズ」で画角は53度。
現在の35mmカメラシステムではちょっと時代遅れのワイドレンズということになってしまうが、こういう伝統的な焦点域のズームも味わい深い。
ついでにいうなら、標準レンズ域まで長焦点側が伸びたズームレンズは、カメラ2台にワイドズーム、望遠ズームを取り付けて撮影行するスタイルの場合、非常に具合が良い。
Posted by グレイノマド at 11:40│Comments(0)
│Photo Life
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