2012年04月21日
バイクデー
暖かな春の一日、久しぶりにツーリングに出かけた。
折しも桜は満開、往く春に名残を惜しむバイクデーとなった。
実は齢8年になる、わが Zoomer はそろそろパーツの寿命がきているようでタイヤは要交換、バッテリーも限界かという状態にあり、ますます出番が少なくなっている。
そこで一度は取り外したキックスタータを再度取り付け、バッテリーなしでも始動できる準備をして出かけたのだが、補充電してからずいぶん時間がたったのにセルで起動できたのには驚いた。まだバッテリーは余命があるらしい。
この先8年以上乗る可能性は少ないから、どうせタイヤ交換するならすぐにするべきかと思うのだが、なかなか腰が上がらない。バッテリーも無理に持たせるまでもなく、交換してしまえば安心なはずだ。
もし、次の交換が必要になるとしたら、むしろ計算違いを喜ぶべきだろう。なにしろ、8年たてば70代半ばになる。たとえ元気でもバイクライフとはサヨナラすべき年齢だろうから…。
2010年04月15日
レンズに包帯
HONDA ZOOMER を磨いていて、思わず力が入ってリアウィンカーレンズを割ってしまった。割ったのは右ウィンカーレンズを固定しているビス穴の部分。
たしかに筆者のミスなのだが、よくよく観察すれば華奢な設計でもある。ほとんど力がかかることはないという前提で作られているようだ。
壊れたレンズは上部のつめがウィンカーハウジングに嵌り、下部はビスで固定する形式なのだが、ビス穴のあたりは特に強化されていることもない。
つまり、それほど強度は必要ないということなのだろう。そこで、テープを包帯代わりに貼れば十分持つのではないかと考えた。
適当な強力テープはないものかと探しているうちに、見つけたのがキッチン用のアルミテープ。ビニールテープほど伸びないし、複雑な曲線にも密着性がよいからこれでいけそうだ。
幅広テープを貼ればすむだろうと思ったのだが、いざ貼ろうとすると意外に複雑な形状で、結局写真のように細くカットしたテープ2本で固定することにした。
3本目は2本をブリッジして補強する役目だが、思惑通りに働くかどうか、しばらく様子をみることにした。
以上、包帯を巻く作業は完了だが、ムリに下から覗かない限りまるで外観への影響はない。我ながらヨクデキタとほめてやりたい出来栄えですナ。
2010年04月14日
Scooter Day
愛用するHonda の 50cc Scooter 、 Zoomer を半日ほどかけて磨き上げた。 まるで新車であるかのように輝いているが、実は2003 年型である。
「クルマ磨きが大好き」という方に時々会うが、筆者にそういう趣味はない。洗車やワックスかけは大嫌いだ。ただし、きれいな車に乗るのは好きだけれどネ。
そこで、いつもはなるべく汚さないように、雨の日は乗らないのはもちろんのこと、雨が当たらないようきちんとガレージの奥にしまっておく。
それでもやはり埃がたまるのは如何ともしがたく、年に1度くらいは徹底的に磨き上げる。それによってピカピカにするというよりは、向こう1年の埃をかぶっても容姿が衰えないようにするのだ。
いってみれば、お肌の手入れといった作業であり、メーキャップしないまでもファンデーションはしっかり塗っておくという感覚だ。
ま、経年劣化は人の肌と同様に仕方のない面があるが、それでも7年を経過してこのコンディションを保っていれば、年に1度の作業も報われるというものだ。
タグ :HONDA ZOOMER
2010年01月19日
Bike Day

暖かさに誘われて久しぶりに藤岡市の竹沼までHonda Zoomer の運動にいってきた。調べてみたら前回乗ったのは前年の112月29日だから、ざっと20日ぶりということになる。
しかし、前回、寒い中を頑張ったせいでご機嫌が直ったらしく、今回は始動も快調で気持ちよくショートツーリングを楽しめた。
とはいえ、暖かいとはいっても1月だから、さすがに帰路は寒さが応えた。ロングツーリングをこなすなら、やはり3月の声を聴いてからでしょうナ。
2009年12月29日
バイクの運動

寒い日なのに、思いついてバイクの運動に行ってきた。
といっても、ちょっと遠くのガソリンスタンドまで走ってきただけのことだけれど、イヤー寒かった。
前回乗ったのはいつだったか、最近はすっかり自転車を偏愛していたため、Zoomer の出番はなかった。
当然、バッテリーが弱っているものと覚悟していたのに、意外にしっかりしていたのに驚いた。とはいえ、さすがにエンジンの始動には手間取り、いよいよバッテリーが心配になるほどだった。
これほど始動に手間取ったということは、セルモーターが回らないとなると、大変な労働が必要になるのでしょうナ。
これからも気をつけて、早め早めにバイクの運動を心がけるとしよう。
2008年12月23日
キックペダルで正解

たぶんそうだろうと当たりをつけて外してみたところ、見事に異音が消えたことを確認した。他愛のないことだが、見込みが当たってちょっと満足している。つまり、エンジニアとしてのセンスの問題なのだ。
これで一件落着ということなのだが、実はまた心配の種が出てきた。Zoomer は車歴5年を越え、走行1万キロを過ぎている。そろそろバッテリー寿命を心配する時期なのだ。
ところが我が家はこのところ自転車ブームで、Zoomer はDoppelganger203CR に押されて出番がない。つまり健康なバッテリーでも不安になりそうな使用状況にある。
これまでなら「バッテリーが上がったらキックスタートすればよい・・・」と気楽に構えていられたが、ペダルを取ってしまうとそうは行かない。
しかも、自動変速のスクーターは押しがけもままならない。「ま、非常事態に陥る可能性が高いのは自宅で、出先では走行充電直後ということになるから大丈夫だろう」とは思うのだが・・・。
2008年11月14日
キックペダル取り外し

走行中にエンジン付近から異音が聞こえるのだが、どうやらキックペダルのギアがかむように思えた。構造上、ペダルの重量がかなりの回転トルクとしてギアにかかるため、スプリングで支えているはずだが、それが弱くなったと考えられた。
もともとZoomer はセルモーター始動が基本だから、キックペダルは非常用という設定で、実は5年間、約1万キロを走った間にも使ったことはない。
いってみれば盲腸のようなものだろう。そういえば、70年代初めにオートバイの軽量化路線を進めたスズキ自動車は軽量化の目的でキックペダルを外してしまったものだった。
現在はどうか知らないが、「ほとんど使われることがない・・・」というのが外した理由だったはずだ。まだ走行チェックはしていないが、仮に異音の発生と関係ないとしても外したい。
手にもつとかなり重く感じるのだが、取り外したペダルの重量を測るとわずか250gだった。こんな重さでも軽量化のために取り外す価値があるらしい。
2008年11月13日
峠道

オープンエアモータリングという言葉があるが、風を友として走りたいならバイクが最高だろう。カタログ写真のように景勝地のドライブルートを颯爽と走り抜けるのはすばらしい。
ところが現実はそうはいかない。ベストシーズンの観光ルートなら渋滞にならないまでも大型バスや乗用車と一緒に走るしかない。これはライダーとしては楽しくない。
バスやトラック、乗用車に煩わされずオープンエアモータリングを楽しめるフィールドは山間部、それも古い峠道だけではないだろうか。
そして、そうした峠道には威風堂々たるHarley DavidsonやHonda Gold Wing ではなく、50ccバギーこそふさわしい。オフロード=オフローダーというのも間違いで、いまや未舗装の道などほとんどないのだからZoomer で十分なのだ。
ちなみに御荷鉾スーパー林道にわずか数キロしか残っていない未舗装区間では、東京方面から来たオフロード愛好家が、そこを何度も往復しているのが見られますナ。
2008年11月12日
予備タンク

50ccバイクを手に入れたときからメーンフィールドは奥多野(群馬県南部)の山間部と決めていた。鮎川にそった日野谷と神流川沿いに上野村にいたるルートは高崎の自宅からほとんど市街地を通らずに走れる。
しかも、長野県佐久地方に抜けることが可能とはいえ、観光客以外には考えないルートだから、交通量は極度に少ない。そして山間地ならではの古い峠道が縦横に走っている。
群馬県藤岡市から上野村にいたるスーパー林道もよい。もともとオフロードライダーに人気のコースだったが今ではほとんど舗装されており、50ccバギーのHonda Zoomer でも十分楽しめる。
交通量の少ない快適な山道は、同時にガソリンスタンド経営には厳しい環境だから、途中でGSを見つけるのは難しい。そこで確実に燃料を確保するには予備タンクが必要になる。
ま、砂漠のようなオフロードを旅する者の心得ですナ。そこで登場するのが900mlの容量を持つアルミ燃料ボトル。本来の用途はガソリンストーブ用の燃料ボトルなのだが、Zoomer のフロントキャリアにピッタリ収まる。
裸のままでは傷つくので、スリックのプロミニ三脚についていた布ケースを流用している。これもピッタリサイズだった。固定はマジックテープで、きちんとカラーコーディネートしているのが凄い!?
2008年11月11日
ジャストフィット

ZoomerはHondaが「ネイキッドスクーター」と呼ぶフレーム丸出しのスクーターで、定番のアンダーシートボックスがない。むき出しのスペースにして釣竿やスポーツ用品まで積載できるというアイデアだ。
そうはいっても、通常はバッグに入れなければ散らばってしまうような荷物が多い。そこで見つけたのがこのバッグ。ごくありふれた「がま口タイプ」!?のショルダーバッグだ。
このバッグのショルダーベルトをかけるリングをシート下前側の「コンビニ袋フック」にかけ、後ろ側はジッパー後端のボタンをフレームを巻くようにかければ簡単に固定できる。
バッグはもちろん市販品でHondaとは縁もゆかりもない製品だし、Zoomerの設計者もこうしたバッグの装着を考えてフレームを設計したとも思えないが、注文したようにジャストフィットする。
もちろん、取り外しもボタン1個とリングだけで外せるから、そのままショルダーバッグとして利用できる。このフィット振りを知ったならHondaも純正採用するのではないだろうか。
ソフトなバッグだから、収容力もけっこうあり、1泊ツーリングくらいはこなせそうだ。いつかはバイクにテント装備を積んでキャンプに出かけたいと思いながら5年がたってしまった。