2009年12月31日
来年もよろしくお願いします

人生は短い。
わずかな時しか生きられないからというよりも、そのわずかな時のあいだにも、
わたしたちは人生を楽しむ時をほとんどもたないからだ ルソー
またまた、お札が1枚出て行ってしまったような・・・残り少なくなった財布のような、筆者の生ですが、心置きなく人生を楽しもうと思います。
来年もよろしくお願いします。
Posted by グレイノマド at
20:18
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2009年12月30日
CONTAFLEX

戦前のツアイスイコン社のカメラにCONTAFLEXという35mm二眼レフがありましたナ。そのコンセプトがどうもOLYMPUSの4/3システム、とくにE-1システムに似ているように思えてならない。
CONTAFLEXの時代、まだ35mmフィルムの時代は到来しておらず、アマチュアあるいは報道用カメラもほとんどはブローニーフィルムを使った6×6判だった。
すでにLEICAも存在していたが、その評価が固まるのはもう少し先になる。ともあれ、ブローニー判二眼レフ全盛の時代に、その最高の技術を投入して35mm判を作ったところがE-1システムによく似ている。
何しろ、このカメラが登場した昭和初期なら結構な住宅が1軒買えるほど高価なカメラだったという。フィルムサイズが小さい分、画質は劣ったろうしファインダーサイズも小さいのに、そのお値段だから、メーカーの思い入れほどには売れなかったというのもE-1に似てますナ。
とはいえ、モノ好きには応えられないアイテムだから、今でもクラシックカメラとして健在だ。E-1も商業的には成功しなかったかもしれないが、雑誌のデジタル一眼レフ名機としてナンバーワンに輝き、好事家には応えられないカメラになっている。
2009年12月29日
バイクの運動

寒い日なのに、思いついてバイクの運動に行ってきた。
といっても、ちょっと遠くのガソリンスタンドまで走ってきただけのことだけれど、イヤー寒かった。
前回乗ったのはいつだったか、最近はすっかり自転車を偏愛していたため、Zoomer の出番はなかった。
当然、バッテリーが弱っているものと覚悟していたのに、意外にしっかりしていたのに驚いた。とはいえ、さすがにエンジンの始動には手間取り、いよいよバッテリーが心配になるほどだった。
これほど始動に手間取ったということは、セルモーターが回らないとなると、大変な労働が必要になるのでしょうナ。
これからも気をつけて、早め早めにバイクの運動を心がけるとしよう。
2009年12月28日
ギタースタンド

主役はギターではなく、それを支えているギタースタンドだ。折り畳みではあるけれど、1,000円程度の安物だ。しかし、実は60を過ぎてギターを習得できた影の功労者が、このギタースタンドなのだ。
機能としては単にギターを立てて置けるだけのものだが、これによってギターを常に身近に、かつ安心して置いておくことが可能になる。
そのため、ふとした空白の時間に、自然にギターに手を伸ばすことができ、結果としてギターを習得するのに十分な練習時間を確保できたというわけだ。
こうした隠れた機能性を見出すのを具眼の士というのでしょうナ・・・ただし、筆者はギター教本のアドバイスに従っただけだけれどネ。
2009年12月26日
4足歩行

年内にキャンピングカーの洗車をしなければと思っている矢先に腰痛が始まってしまった。
寒さのせいなのか、あるいは怠け癖なのか不明だが、確かに痛いので洗車は先延ばしにしてウォーキングを試みている。自転車より直接に効くのではないかという考えだ。
そんな朝、ふと思いついてノルディックウォーキングをやってみた。写真のスタッフはカミさんの山用に買ったものだが、たしかセット売りだったので、いずれダブルスタッフを試みたいと購入した。
もちろん、通常は1本を使うだけで、そのまま何年も経過している。それらにふだん山では使わないゴム製の石突をセットして、いつもの散策コースを歩いてきた。
それが腰痛に効いたかどうかは今のところ不明だが、驚いたのはひどく足にやさしいウォーキングになったこと。もちろん、腕の負担はかなりなもので、上半身の運動量は極度に増える。
つまり、これは道具を使った4速歩行なのだと納得した。馬や犬の歩行そのままだから、いずれ腕が慣れれば素晴らしいウォーキングになりそうだ。ただし、それまでは腕が痛むかもしれない。
そこで思いついたのは、膝の痛みなどでウォーキングをあきらめている人にも有効なのではないかということだ。これなら足が悪い人でも楽に歩けるだろうし、ウォーキングで足を痛める可能性も小さくなるのではなかろうか。
タグ :ノルディックウォーキング4足歩行
2009年12月24日
奈良 7 インナーシーツ

カミさんはパジャマに着替えるが、筆者は上下の下着だけで寝る。理由はそのほうがシェラフの中で動きやすいからだ。
そこで活躍するのが写真のインナーシーツで、シェラフと同様に袋状になっており、ジッパーも備えている。夏場はこれだけで寝ることも多い。
暑ければジッパーを開けるが、普通のシーツのようにはがれてしまうことがないので、寝相の悪い人には最適だ。これだと木綿の1枚シーツを縫い合わせたものだから、コインランドリーでの洗濯も容易だ。
いってみれば、寝巻き代わりであり、シェラフ・・・洗濯しない・・・不潔ということがなくなる。汚い写真で恐縮だが、実は洗濯したてで清潔そのものといっていい。
シェラフの機能性は知っていても「動きにくいから・・・」といって嫌う人が多いが、ぜひ1度試してみることをお勧めする。このスタイルなら窮屈な思いをすることはない。
ちなみに、寒い冬には同様のインナーシーツながら保温機能の高いウォームアップシーツも用意してある。これも洗濯が容易でジッパーをもたず、かなり暖かく感じる。
奈良では木綿のインナーシーツをシェラフの中に重ねるだけで寝たが、寒い思いをすることはなかった。もちろん、シェラフは冬季用を使っている。
しかし、このスタイルをとると、夜間にトイレに行くのが面倒になる。したがって車内のマルチルームにはポータブルトイレが備えてある。
2009年12月22日
奈良 6 FFヒーター

歳のせいか、あるいは奈良が寒かったのか、今回のキャラバンではFFヒーターがほぼ毎朝、大活躍だった。トラベルバンSpace Boat を購入以来、すでに5回目の冬だが、これほど活躍したのは初めてだ。
Space Boat のFFヒーターは、定石どおりワードローブの下部に設置されている。見るとおり吹き出し口はひとつだけだが、そこは小さなバンボディだから、十分効いてくれる。
これをベッドから起き出す少し前にスイッチを入れて、室内を暖めてから動き出すという寸法だ。スイッチはシェラフの中から容易に手が届くところにあるので、こんな芸当が可能になる。
同宿するセダンやバンは当然ながらエンジンをアイドリングさせながら車載ヒーターをかけてしたが、車内はともかく、車外騒音では、FFヒーターのほうがはるかに低い。
それにしても、夏も冬もディーゼルトラックのアイドリング音は騒々しいですナ。彼らとて自家用車で遠出する機会はありそうなものだが、他人の身にはなれないものらしい。
タグ :FFヒーター
2009年12月21日
次世代オーディオ

手持ちのMDラジカセが2セットとも不具合になり、一方はCDプレーヤ、もう一方はMDプレーヤが動かない。修理という手もあるが、この際、いっそ新しくしたいと考えた。
ところがデジタルメディアの宿命か、オーディオメディアの変化が激しく、主にMDに収録してあるソフトの将来が安心できない。いっそHDオーディオに踏み切ろうかとも考えたが、どうも使い勝手に自信が持てない。
カーオーディオはすでにカーナビのHDに移行しているのだが、これが意外に使いにくいのだ。結局、手持ちのソフトを漫然と流すスタイルになっている。
あれこれ考えた末に、「とりあえず、パソコンの外付けHDに手持ちのソフトをコピーし、FMトランスミッタでMDラジカセに飛ばして再生しよう」と決めた。
どの道、在宅する時間はパソコンが稼動しているのだから、わざわざ起動する必要もないし、パソコンのディスプレーを利用すれば、プレイリストの管理も容易になる・・・はずだった。
そこで、写真のノートパソコンの出番となった。現在はVISTAモデルを主に使用しているのだが、写真下のXPモデルをワイヤレスでネットに接続すれば、そちらをホームパソコン兼オーディオマシンに利用できる。
ところが、いざFMトランスミッタを接続してみると、雑音がひどくて使い物にならない。パソコンが雑音源になることは承知していたが、これほどとは驚いた。
さて、そうなるとオーディオ選びはもう一度振り出しに戻る。MP3でCD-Rに書き込み、CDチューナタイプのラジカセでホームオーディオを構成するのが、1番安全かと思うのだが・・・どうだろうか。
タグ :次世代オーディオ
2009年12月18日
奈良 5 外食生活

今回の旅でも朝食以外に自炊することはなかった。それでも1週間たらずの行程で積み込んでいった6リットルの飲用水は足らなくなり、4リットルほどを補給した。
水の補給はすべてトイレの水栓からで、500ミリリットルのペットボトルでこまめに補給する。保存用の2リットルペットボトルでは水栓から補給できないゆえの知恵だ。
クルマがキャンピングカーである以上、最小限の10リットル給排水タンクは備えているが、こちらは消毒臭が強いためにレトルト食品を温める以外に利用することはない。
こうした水の補給は本来キャンプ場施設に頼るべきだろうが、現状ではキャンプ場を利用する人はきわめて限られている。キャンプ場の多くはアウトドア志向で、キャラバンするキャンピングカーオーナーの長旅には対応していないからだろう。
具体的には高料金で毎日使うわけには行かないのが実態だ。道の駅や公園の無料駐車場などではトイレを利用できるのがせいぜいといったところで、とてもふんだんに給水できる環境ではない。
こうしたインフラを前提にした国内キャラバンでは、車内での自炊生活は少し無理がある。40、50リットルといった大量の水を補給し、かつ捨てるというのはかなりの困難が伴う。
それにごみの始末まで考えると、もはや「自炊ならではの料理が食べられる」という以外に利点は見出せない、
2009年12月16日
奈良 4 SA泊 刈谷ハイウエイオアシス

今回は上州高崎から奈良までの往復に週末割引の高速道路を利用した。わずかに高くなる料金を避けるというより、東京の猥雑さに近づきたくないので上信越自動車道から中央高速道を経由していった。
出発は土曜日のダンスパーティに参加する都合で日曜になったが、帰路は金曜日に高速ゲートをくぐり、土曜日にゲートを出た。
週末割引を利用して高速道を長駆するには、混雑を避ける意味から月曜あるいは金曜をを主体に走り、土日を絡ませるスタイルが望ましい。
そうなると、当然高速SAでの車中泊プランになる。普通の乗用車でも同じ考えの人が少なくないようだが、何といってもSA泊ではキャンピングカーの適性が高い。
狭いとはいっても、キャンピングカーならダイネットをもつから車内でくつろげるし、何より快適なベッドで寝られることがうれしい。
土日に金曜、月曜を絡ませることが可能な高速週末割引の制度は、ひょっとしてキャンピングカーフリークが考え出したのかと思いたくなる。
写真の伊勢湾岸道路・刈谷ハイウエイオアシスのように、温泉入浴施設まであるSAなら、いうことなしの高速の旅が可能だ。