2009年10月24日
ノマド流 理想のカメラ 5

OLYMPUS Eシリーズのボディについては当初から「画面サイズに比べて大きすぎる」という批難があった。たしかに大きすぎるともいえる。
しかし、カメラボディの大きさを決めるのは画面サイズだけではない。まず、標準系レンズとのバランスを考慮する必要がある。PLYMPUSが最初にリリースした標準レンズはZUIKO DIGITAL 14-54mm(35mm換算28-104mm相当) F2.8-3.5で、明るいレンズであることもあり、ほぼ35mmカメラ用中級レンズと同等の大きさ重さだった。当然、ボディサイズ、重量もそれに見合うものが求められる。。
それに、マン-マシン・インターフェースとしての機能性を重視する意味からも、35mm一眼レフカメラレベルの大きさは必要だろう。たとえば、ハーフサイズカメラと同等の画面サイズしかない各社のAPSサイズデジタル一眼レフの大きさも同様の根拠から35mm一眼レフ相当の大きさを維持している。
110カメラに近いEシリーズを画面サイズ相当に小型化せよという背景には、110判一眼レフカメラとして1978年に発表されたPENTAX auto110のイメージがあるのだろうが、もし、そこまで小型化が可能だとしても、あのサイズでは趣味の対象にはなっても、道具にはなりえない。
そもそも、製品コンセプトが、110カメラの高級化を狙ったauto110と、ポスト35mm一眼レフを担うものとして開発されたEシリーズとではまるで違うことを理解していないのではないか・・・。風景カメラには、趣味の道具としての風格も欠かせないのだ。
Posted by グレイノマド at 09:21│Comments(0)
│Photo Life
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