2009年10月25日
ノマド流 理想のカメラ 6

OLYMPUSのE一桁シリーズもすでにE-1からE-3へ世代交代しているのに、なぜE-1なのか・・・。
たしかにE-3 は新鋭機ならではの素晴らしい高機能を備えているが、不幸にしてE-1が持っていた風格は失ってしまった。
それはE-10 以来のデザインすら放棄し、高機能ではあってもごくあれふれた一眼レフになってしまった。レンズの外観デザインですら、いまや中級レンズに格下げされてしまったF2.8-3.5 のHGシリーズの気品を失い、新世代のSHGシリーズではズームリングから前玉にいたる魅力的な曲線を放棄する一方で光物を取り入れた通俗的な高級レンズになってしまった。
もちろん、同時に実現されたSWD化やより明るいF値などは、商品価値を高めるものだし、ボディ内臓のフラッシュも便利なものだろう。しかし、高級機の品格とは、そうしたトレンドを追うことからは生まれない。
とはいえ、CONTAXの例を持ち出すまでもなく、孤高の高級機路線ではビジネスが成り立たないことは理解できる。ま、時たま理想に燃えた新機種を出してくれるだけでもOLYMPUSは素晴らしいメーカーだ。
OM-1のときもE-1のときも、その魅力にまったく抵抗できなかった。そうした時々あるビンテージイヤーに出会えただけで幸せとしなければならないのだろう。
Posted by グレイノマド at 09:22│Comments(0)
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