2009年11月17日
スーパーレンズ 3

Olympus ZD 50-200mm F2.8-3.5 Zoomlens は4/3判システムならではのスーパーレンズで、この焦点域ながら35mm換算100-400mmの画角をもつ。
たかがF2.8-3.5と侮ってはいけない。35mmシステムでは100-400mm ズームでこの明るさのレンズは存在しないのだ。かつ、実質50-200mm のレンズなのだから当然とはいえ、100-400mm F4.5-5.6 のズームよりもずっと軽量コンパクトだ。
35mmシステムでもCANONが超格子素子とかを使ってコンパクトな望遠レンズを開発しているが、当面4/3システムによる望遠レンズの小型軽量化には及びそうにない。
SWMを採用したモデルチェンジ後は当たり前のデザインになってしまったが、筆者の持っている初期モデルはNIKONやCANONの望遠ズームとはまったく別の個性的なデザインが素晴らしい。
望遠側にズームするとが全長伸びるタイプで、CANONなどの80-200mm F2.8 Zoomlens の全長が変化しないのにに比べて「高級感がない」という人もいるが、それはそれで趣がある。
筆者はズーミングによって全長の変化するズームレンズは「現代の沈胴レンズ」だと思っている。初期型のLeica lens にあった、使用時に全長を伸ばして使うコンパクトなレンズである。
実際このレンズはF2.8-3.5 という明るさにもかかわらず、157×87(径)mm、フィルター径67mmとコンパクトで、ウェストバッグタイプのカメラバッグにも余裕で収まる。そして200mm側にズームすれば65mmほど全長が伸びる。
サイズと同時に、このレンズはF2.8-3.5 という明るさがうれしい。望遠レンズこそ明るさの価値があるのだが、100-400mmクラスのズームレンズともなるとサイズの制約でF4.5-5.6 というのが相場だから、異例の明るさといってよいだろう。
望遠端の明るさがF3.5 ということは1.4×のリアコンバータを併用してもF5.0という明るさが得られることを意味する。これならリアコンバータを使ってAFはもちろんのこと、余裕で撮影ができる。
また、100-400mm の画角で、この明るさが得られるなら、大口径ズームの代表である80-200mm F2.8同様につかえるから、それをシステムから省くことができる。
4/3システムが正当な35mmカメラの後継機種であると認めるなら、これだけの利点がある。いかにハイテクを駆使しても35mmシステムで100-400mm Zoomlens をここまで小型軽量化するのはずっと先のことだろう。
Posted by グレイノマド at 12:34│Comments(0)
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