Always in バカンス

  

　2008年夏の北海道滞在は過去最長の約50日だった。これだけ時間があれば、山も釣りも写真撮影も余裕でこなせるとみて出発したのだったが・・・。

　登った山はアポイ岳、それも降雨で途中撤退というのが唯一の登山だった。やはり「登山のための旅」でなかったことが最大の敗因だろう。

　「ぜひとも登る」ほどの熱意はないから、登山口で天候待ちすることはなく、天候不順だったこの夏は山に登るチャンスはほとんどなかった。

　たまに好天にめぐり合っても、目的の山が遥か彼方ならば躊躇なくあきらめた。来シーズンも方針転換のつもりはないから、ひたすら好天を願うほか、山に登る手立てはなさそうだ。