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　SpaceBoat の外観をキャビングカーらしく見せる唯一のポイントになっているのがこのルーフベンチレータだ。

　早くからの読者には「耳にタコ・・・」かもしれないが、こいつはすばらしい選択だった。A'mcraft 社の展示車だったSpaceBoatを購入した際、販社のFieldLife 社で取り付けてもらったのだが、全天候型のカバーが一体で走行時は約10センチ程度にたたんで置ける。

　それ以外の機能はルーフベンチレータ以外の何者でもないが、実際には車内レイアウトとの関係で、非常に有効なベンチレーションができる。

　SpaceBoat では車両中央部にダイネットがありそこにダイネットソファー兼用ベッドがある。つまり、ルーフ中央のベンチレータがちょうどベッドの真上に位置している。

　このため、暑い夏の就寝時には外気導入で涼しい夜気が直接受けられる。しかも高さはそれほどないがシーリングファンと同様に大径ファンがゆったり回るから扇風機とは一味違った「冷房」が可能になる。