2008年11月10日
ベンツ1号車

山道を時速20km程度の低速で走っていると、ゆったりと腰を預けられる。大型スクーターにはバックレストと称するものがついているが、これほど本格的なものではない。
このスタイルをみて何か連想しないだろうか。そう、1886年製のベンツ1号車だ。ベンツは後2輪の三輪車だったが、フットボードにベンチシート、アンダーボード・リヤミッドシップエンジンという構成はバックレストをつけたHonda Zoomerにそっくりだ。
まだ空気入りのタイヤも発明されていなかったのか、馬車のような大径ワイヤーホイールが採用されているが、馬力もさしてなかったはずで、乗り物としてはZoomerのほうがずっと快適でしょうナ。
それに19世紀とは違って、山中の林道まで完全舗装のご時勢だから、10インチ・バルーンタイヤとあいまって乗馬気分で低速走行していると、快適この上ない。